藪入り

江戸時代、商家では住み込みで働く人がたくさんいました。

その人たちには、年に2回だけしか休日がなく

10歳前後で商家に住み込みで働く男の子を関西では丁稚、関東では小僧と呼んでいました。

使い走りや雑用をこなし、夜には年長の番頭や手代から礼儀作法や読み書きなど商人になるために必要な知識を教えてもらっていました。

この丁稚や女中たちが仕事を休んで実家に帰れるのが旧暦の1月16日と7月16日で、この休日を藪入りといったのです。

という訳で、自分も妻の実家に藪入りに行ってまいります。

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